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【好き】聖闘士星矢


小学生の頃、車田正美『聖闘士星矢』にハマっていた。

20年近く昔の大人気作品なので、御存知の方も多いと思うが、念の為どんな作品か書くと、星座の数だけ存在するという聖衣(クロス)というプロテクターを装備した兄ちゃんたち(中にはおっさんや300歳を越す老人もいるけど)が殴り合う格闘漫画である。

週刊少年ジャンプに連載されていたので、当然「次から次へと強い敵を倒し、ライバルは仲間になっていく」展開だ。
バンバン死んでは蘇る仲間もいるぞ!
…という訳で、内容はツッコミどころ満載というか、壮大なボケのみで構成されたギャグ漫画と言えよう。

例えば、主人公の星矢たちはグラード財団が経営する孤児院にいたのだが、彼らの父親はグラード財団の主、木戸光政という爺さんだ。何十人という女性に子供を産ませ、かつその子供たちは孤児として扱い、更に世界各地から聖衣を取って来させるという鬼畜ぶり。
凄い!

また、紫龍という仲間がいるのだが、彼は聖衣を装着している時よりも、上半身裸の時の方が強い。
彼は『ドラゴンボール』におけるヤムチャの如く、死にまくるけど生き返りまくる(序盤から一度死んで生き返る。コイツはそういう扱いのキャラですよ、という説明も兼ねていたのか?)。そして、失明しまくるけど、回復しまくる。正に不死身。

他にも、ブラコンの一輝と瞬という兄弟は凄い。毎回、瞬が窮地に立たされると、必ず一輝が登場するのだが、瞬は目を輝かせて
「来てくれたんだね、兄さん!」
…凄い依存振りだ。
兄は召喚獣か何かですか。そうですか。
これは毎回のパターンなので、掴みのギャグだろう。
ちなみに、一輝は序盤の敵として登場したのだが、暗黒聖闘士という連中を従えて星矢たちと戦った。
この暗黒聖闘士たちも謎の存在だ。彼らが身に付けている聖衣は公式のものだったのだろうか?
まぁ、光と影という感じで星座毎に暗黒聖闘士がいたとして、暗黒フェニックスという一輝のソックリさんたちは何人もいたんだけど、まるでクローンのように同じ顔ばかり。そして全員同じ聖衣を身に付けている。
暗黒フェニックスの聖衣はコピー製品か?
はたまた奴らはコスプレイヤーだったのか?

氷河というロシア人のハーフのキャラは、分厚い氷に閉ざされた海の底に眠る母親の死体に会いに行くのが日課だったのだが、この母親の死体は腐らない。普通、水中に何年もある死体なんてふやけてグズグズになってると思うが、どうだろうか?
アニメでは技を繰り出す前に必ず謎の舞を踊るので、爆笑必至である。興味がある人は観てみよう!

年齢設定の無茶さ加減も凄まじい。
主人公たちの年齢は中学生くらい(10代前半)。それが光速の拳で殴り合い、命のやりとりをするってマジどんだけだよ?

紫龍は中国、氷河はロシアにしょっちゅう帰るのだが、旅費は誰が出してるのか?孤児でしかも未成年(13~15歳)だからバイトも出来ない。ん?そもそも、戸籍はどうなってんだ?

彼らの超人的な能力は凄まじく、雪を降らせたり(殴った相手を凍らせる事も可能)、流れ落ちる滝を逆流させたり、もはや人間では無い。

敵として登場する白銀聖闘士のミスティというナルシストがいるのだが、彼は戦いの後、いきなり全裸になり、
「神よ、私は美しい…」
と薄ら寒い名台詞を吐いた。ナルシストもここまで極めたら大したもんだ。でも、何故全裸に!?

もう突っ込み出したらキリが無いのだが、最近は設定が妙に上手くまとまり過ぎて勢いが無い漫画が多い。
多少話が破綻しているくらいが面白くていいと思うんだが、どうだろうか?
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comment

Secret

>daisyvisonsナカタニ さん

この動画、ヤバいですよね!
結構発音上手いんですよね。

ミュージカルにも笑いましたwww
http://www.youtube.com/watch?v=qViO7b68S9o

情熱は海を越える

プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
※当ブログからのテキスト、画像などの無断転載、無断使用を禁じます。


東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。
2022年9月に師匠・六代目円楽死去に伴い、翌2023年1月に三遊亭小円楽門下へ移籍。
著書に『三遊亭楽天のTRPG落語』(グループSNE / 新紀元社)がある。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※文章についてのお問い合わせなど、こちらからお送り下さい。

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