【RPG】ソード・ワールドRPG
ソード・ワールドは非常に普及しやすいゲームだった。ルールブックは文庫本だし、使うサイコロは6面体ダイスのみ。
覚えるルールも「技能レベル+関連する能力値ボーナス」を足したものを基準値として、そこにサイコロ2つの出目を足した数が、目標値以上なら成功、少なければ失敗。
6ゾロは自動的成功で、1ゾロは自動的失敗。
これさえ覚えておけば、充分遊べる。
ソードワールドの特徴は、まずキャラクタークラス(職業)という概念が無い事だ。技能(スキル)制を導入していて、経験点を消費して技能を取得、成長させていく。
また、武器、鎧の強さは重さ(必要筋力の大きさ)が大きく関わる。
筋力の無いキャラは、重い武器や鎧が装備できない。どんなにファイター(戦士) 技能レベルが高くても、装備出来る武器は、キャラクターの筋力以下の必要筋力の武器でなければならない。
魔法使いの概念も面白い。
ソーサラー(魔術師)、プリースト(僧侶)、シャーマン(精霊使い)の三種類の技能があり、それぞれ制約が設けられている。
たとえば、ソーサラー技能を使う場合、魔法の発動体(メイジスタッフなど)を装備していなければならなかったり、鎧はソフトレザー(柔らかい革の鎧)までに限られる。
つまり、技能は自由に選択出来るけど、それなりに制限があるから、技能を取りまくればいい、という事では無く、キャラクターの能力値に合った技能を成長させる事が重要になってくる(もっとも、能力値を無視してわざと辛いプレイを楽しむ方法もあるけど…)。
そして、当時ライトノベル業界を席巻していた人気小説『ロードス島戦記』と同じ世界観を舞台にしている為、友人にロードスを貸して、ゲームに誘って仲間を増やすのが容易だった。
そんなこんなでソード・ワールドばかりやっていたのである。
オイラは図書室に入り浸っていた生徒だったので、図書室の先生と仲が良かった。
ある日、先生に
「入れて欲しい本があるんだけど」
と、出版社名、著者名、タイトルを書いたメモを渡して、TRPG関連書籍やライトノベルを大量に導入したりした。
こうして、ルールブックを持ち歩かなくても、放課後にゲームが遊べる環境を作っていった。まぁ、常に持ち歩いていたんだけど。
後輩の中には遊んだ子たちもいたのかなぁ。
また、部活は漫画研究会だったんだけど、部活そっちのけでTRPGをやっていた。
そして学校帰りにホビーショップや本屋に寄っては、TRPG関連商品を眺める日々。
正に中学時代は、TRPGに捧げた青春と呼んでも過言ではない。
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