【好き】吉祥寺
オイラにとって、第二の故郷である。
中学、高校と吉祥寺にある学校に通った。
片道一時間くらい。
学校はJR吉祥寺駅から井の頭恩賜公園を通り抜けた住宅地の中ほどにある。
校則や制服の類の無いリベラルな校風で、持ち物検査が無いのをいい事に、ファミコンソフトの貸し借りや『D&D』や『ルーン・クエスト』、『ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード』、『ワース・ブレイド』などBOXタイプのTRPGはもちろん、『ソード・ワールドRPG』など文庫タイプのTRPGやダイスを持てる限り持ち寄って、放課後には毎日プレイしていた。
高校時代はバンドの楽器やゲームボーイを持ち込んで遊んでいた(先輩の中にはX68000やスーパーファミコン、アタリ・リンクスを持ち込む猛者もいた)。
中高共に登下校に井の頭公園を通るので、春には満開の桜、夏には青々と生い茂った樹木、秋には紅葉、冬には樹に積もる雪など、四季折々の自然を間近に見れる環境にあった。
また、吉祥寺駅の周辺には、駅前の本屋、まんがの森、駅ビルの本屋、パルコブックセンター、サンロードという商店街の中の本屋など、大型書店(最近にはこれらにブックオフが加わる)や、CDショップ、楽器屋、服屋が多く、学校帰りはよく立ち寄ったものだった。
また、ヤマハのヴォーカル・スクールや吉祥寺ダンススクールにも通った。
学生時代以降も、買い物や井の頭公園でのんびりする為によく通った。
他の町同様、色々と景観は変わったものの、吉祥寺にある独特の空気は変わらない。
ほどよく自然が残り、都市部へのアクセスもしやすい。
もし引っ越すなら、吉祥寺もいいかもね、と思う事もしばしばある。
しかし、憧れは憧れのままにしておくのも悪く無い。
暮らすにはあまりにも想い出が多過ぎるし、オイラにとって吉祥寺はやはり、たまに立ち寄る第二の故郷のようである。

