【ダンス解説】パンキング(PUNKING) / ワッキング(WAAKING/WHACKING)
腕を鞭のように振り回したり、胸の前後のしなりやツイストが特徴的である。
身体全体を腰から揺さぶるようにして踊る為、アフタービートがしっかり取れていないと様にならない。
初期の頃はポージングをしていくものだったが、次第に腕を巻きつけるような動き(ワッキング)を使った踊りになり、タイロン(TYRONE)というダンサーが現在の動きを創り出したという。
元はブロードウェイに憧れた黒人たちが生み出したダンスというが、ジャズダンスに与えた影響は絶大で、相互に影響を与えている。
ワッキング(WAACKING/WHACKING)という呼び名もある。
元来、バトルで踊られており、叩く(WHACK)ような動きから名付けられた名前で、パンキングというのは外部の人がつけた名前であるという(PUNKとはスラングで「オカマ」、「下らないもの」などを意味する侮蔑の言葉である)。

