【ダンス】競技よりもアートでいいじゃん
技巧的に上手いから好き、美しいから好き、滲み出る個性が好き、絶妙の下手ウマだから好き、などなど色んな評価がある。
しかし、今の日本でダンスは技巧的に上手いから好き、という人が多いように思う。競う事でしか比べられないのは悲しい事だ。
客観的に見て、凄いものに目がいくのは当然だと思うが、一見簡単そうに見えるものの方が実は派手なものより難しかったりする。
逆に言えば、ダンサーと一般人の意識の差が大きく拓いている、という事だから、わかりやすくないんだろうなぁ、と思う。
自分のダンスを追求する事と、わかりやすいダンスというものを考えていく事は、今後の課題だと思う。ことお仕事という観点ではわかりやすいダンスでなければならない、とすら思える。
わかりやすいダンスとは何か。
視覚的な不思議さ、音ハメ、音楽的な遊び。
『少年チャンプル』や『スーパーチャンプル』でアニメーションが人気者になった理由はそこにある。一般ウケするダンスの要素を兼ね備えているからだ。
もっとも、ダンサーの中では否定的に見られる事も多い。
アニメーションはダンスと言うよりパフォーマンスであり、踊ってるというより、ダンスの技術を使った別のものである、とされる事がある。
今のダンス界の客層は一般人では無く、ダンサー同士だと感じる。
ダンサーは対ダンサー向けにネタを創るから、どんどんマニアックな方向に走るのだ。
しかし、一般人を対象にしていかなければ、ダンスオタク同士で喰い潰してダンス文化は終わりを迎える。
ダンスはもっと身近なものでいいじゃないか、と思うのだ。
上手い下手、凄い技術と競うのでは無く、楽しむ気持ちと楽しませる気持ちを忘れないでいきたい。

