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【RPG】ファイナルファンタジーの謎。其の弐

今更ながら、DS版のFF3をプレイしている。

FF3の最大の特徴といえば、ジョブチェンジシステムといえよう。
クリスタルから力を貰い、様々な職業の能力を使えるようになるシステムだ。
キャラクターには固有のレベルの他に、ジョブ毎の熟練度があり、チェンジしたジョブで戦闘を繰り返す事によって、熟練度を上げていく。
熟練度は、そのジョブの能力にどれだけ習熟しているかを示すものである。
戦士の熟練度を上げて行けば、戦士としての能力が向上し、白魔道師の熟練度を上げて行けば、白魔道師としての能力が向上していく。
この熟練度、キャラクター毎に異なるので、キャラクター自身の熟練度のような気もするのだが、「ジョブ間でのフィードバックが全く存在しない」ので、「キャラクター自身の経験とは別物」として考えるのが無難である(ジョブの移行期間に影響はあるが、ジョブの習熟にフィードバックは無い)。
例えば、戦士として幾ら修練を積んだとしても、バイキングにジョブチェンジした途端、戦士として培った経験は一切活かされない。
人間の成長は、経験に基づく。経験を積めば、それだけ習熟していく。当然、畑違いの分野に今までの経験をそっくりそのまま活かす事は出来ないだろうが、人間というのは、体得した経験を結び付けて、相互に関連づけて活かす、フィードバックする事が出来る。

戦士として幾ら修練を積もうが、魔道師にジョブチェンジした途端、今までの経験が一切活かせない。これは分かる。
白魔道師として修練し、黒魔道師にクラスチェンジした途端、今までの経験が一切活かせない。これも非常によくわかる。
しかし、武器戦闘という作業の面では、戦士、バイキングにどれだけの差異が生じるというのか?
実際、普段の生活の中で、かつて習得した経験が別の形で役立ったり、多少違っていても、そこに類似性を感じる事が多々ある。
バイキングの戦い方とナイトの戦い方が違う、というのなら分からなくもない。また、魔剣士や竜騎士のように専用武器や特殊な戦闘方法で戦うから違うのだ、というのも分かる。
しかし、つい今しがたまで同じ武器を使って戦っていたのに、戦士からバイキングにジョブチェンジした途端、使い勝手が変わる理由がわからない。
また、白魔法も黒魔法も使える赤魔道師に、それぞれの経験が一切活かせないのは何故なのか?

そこで、一つ仮説を立ててみようと思う。
実は、FF3のジョブチェンジシステムとは、降霊術の一種なのでは無いだろうか。
キャラクターに職業毎の霊のようなものが憑依する。スタンドとかブギーポップとかそんなのだ。
この霊のようなもの(以下、便宜上「ジョブ霊」と呼称する)は、それぞれの職業の能力を有しているのだが、各職業の経験の記憶力のみ存在し、固有の意識が無い。
ジョブ霊が取り憑く事で、ジョブが変化する。各キャラクターにつき、各職業分のジョブ霊がいるので、それぞれを育てる必要がある。
ジョブ霊が取り憑いている間、キャラクターの意識ははっきりしており、基礎的な素養(本人のレベルや能力値、物理攻撃に影響を及ぼす隠しステータスである「手熟練度」など)は成長するものの、職業としての経験は全てジョブ霊に蓄積されていく。
キャラクターの感覚としては、正に体感ゲームをしている感覚に近いのではないだろうか。自分の肉体を使ってはいるものの、役割を演じている感覚でいる、劇中劇ならぬRPG内RPGである。

ちなみにFF10-2でも、ドレスフィアというジョブチェンジシステムのようなものがある。装備するドレスによって、使える能力が変化する。
人間には演技力というものが存在する。演技力といっても、何も演劇に限った話では無く、日常生活レベルで、効果を発揮しているものである。新しい服を着た時、気に入った髪型に変えた時など、妙にワクワクしたり、自信が出てきたりする。
俗に「形から入る」というが、人間には「成りきる」という演技する習性があり(犬も真似などの演技をするので、演技は群れを成す哺乳類の習性なのかも知れない)、象徴的な格好をする事で、その象徴に抱いているイメージに近付こうとする事がある。制服というのがいい例だ。また、アーティストや雑誌のモデルと同じ髪型や服装をしたがる人たちも、こうした傾向にあると考える事が出来る。
コスチューム・プレイ、いわゆるコスプレをしている人たちにも、そうした感覚から楽しんでいる人は比較的多いだろう。制服やキャラクターといった象徴的な格好をする事で成りきって遊ぶのである(ただし、望んで着ている場合に限る。無理やり着させられている場合は、この限りでは無い)。
FF10-2で、着るドレスによって使えるアビリティが変化するのは、服にはこうした精神的な作用があるからだとも解釈出来る。

FF3のジョブチェンジシステムは、装備品は外した状態になるし、異なるジョブでも装備可能なアイテムもある事から、FF10-2のように形から入るのでは無く、「何者かが憑依して職能を発揮する」という方が自然だ。



また、FF3では、魔法を任意に「つけたり外したり、セットで交換」する事が出来る。
「魔法を覚える」、と考えると非常に不自然なシステムだが、この作品世界での魔法は、発動体を身に帯びる事で使えるようになるものなのだろう。
他のシリーズのように覚える魔法の習得の仕方では無く、ケアルならケアル、ファイラならファイラの魔法を発動させる為の何かを装備する事で魔法が使えるのだ。
魔法の効果を現すアイテムも存在するが、こうしたアイテムはアイテム自体に付与された魔法の力が魔力の源で、通常の魔法の魔力の源は、ジョブ霊の精神力である。
ジョブ霊は、成長に応じて、使える魔法の回数が増え、ランクの高い魔法が使えるようになっていくのである。
魔法の回数はランク分けされた魔法毎に使用する精神領域が異なる為、ランクの高い魔法を幾ら残していても、ランクの低い魔法を使い切れば、再び回復するまで、使えなくなる(この考え方は、ベニー松山氏が考えたWizardryにおける魔法の回数の解釈である)。
ちなみに、ジョブチェンジ直後は魔法の使用回数が0になっているが、ジョブ霊がキャラクターの肉体に憑依する際に精神的に疲弊しており、とてもじゃないが魔法を使用出来るような状態では無いのだろう。

【RPG】ファイナルファンタジーの謎。其の壱

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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
※当ブログからのテキスト、画像などの無断転載、無断使用を禁じます。


東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
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