【好き】ビール
川島なお美の体には、血液の代わりにワインが流れているらしいが、オイラの体の脂肪の大半はビールで出来ている。
日本で最もポピュラーなビールは、チェコのピルゼン地方を発祥とするピルスナーというタイプの下面発酵ビールであるが、オイラは特に上面発酵のビールやエールが特に大好きだ。
下面発酵と上面発酵とは何ぞや?という人の為に簡単に説明すると、要は酵母の違いである。
発酵が終わりに近づくと、酵母が集まり塊を作って沈むものを下面発酵酵母、発酵液の表面に浮くものを上面発酵酵母という。
下面発酵ビールは低温でも発酵し、5~10度くらいの冷暗所で時間をかけて作られる。
上面発酵ビールは15~25度といった常温で作られる。発酵と熟成が早い為、長期貯蔵はされない。
日本はドイツのビール純粋令(「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という内容)という法律を守っている為、スパイスなどが混ざったビールを、分類上「発泡酒」と呼称するのだが(当然、国産のビールの代替品の、いわゆる「発泡酒」とは全くの別物)、ベルギーなどでは、れっきとしたビールである。
ピルスナーはホップをふんだんに使った苦味が特徴である。その為、日本では「ビール=苦い」というイメージが強いが、ビールは実に様々な種類があり、中にはフルーティで甘いものもある。
オイラは味が濃いビールが好きなので、白ビールと黒ビールが特に好きだ。
白ビールというのは小麦で作ったビールである。
別に色が白い訳では無く、小麦→小麦粉→パン→白いという連想ゲーム的ネーミングでそう呼ばれるようになったらしい。
一方、黒ビールはローストした麦芽を使っているので、色が黒い。
香ばしく、苦いのだが、やはり味は豊潤である。
ビールは冷やし過ぎると風味がわからなくなるので、あまり冷やさないで飲むのがよい。
たまに気を利かしたつもりで、凍ったジョッキやグラスが出てくる店があるが、やめて欲しいものだ。
「ビールが苦手」という人には、是非とも白ビールをお薦めしたい。
ビールの味の違いは、他の酒に比べて明白で、
「あっ、こりゃまるっきり別物だ!」
とわかりやすい。
日本では「とりあえずビール」、「ビールは最初の一口以外不味い」と酷い扱いだが、旨いビールを普及させ、ビールの地位の向上をはかりたいと願いつつ、この歌を聴こう。
ケツメイシ / ビールボーイ
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明日の花見に備え、ベルギービールを買おうと思ったが、自分の知っているベルギービールを扱っている店は、新宿歌舞伎町にある信濃屋だが、ちょっと行くのが面倒なので、近所にないかとググったら、あった。
Google先生で見つけたリカーショップすぎうらという店は、家からチャリンコで行ける距離なので、サクっと行って買ってきた。フヒヒ。
ブルージュ トリペル
フルーティ。甘くておいしいアビイビール。
アルコール度8.2%
シメイ 赤
まろやかで、甘いトラピストビール。
アルコール度7%
レフ ヴィエイユ キュベ
レフの中でも特に旨い、濃い褐色のアビイビール(コリアンダーやオレンジの皮が入っている為、日本の法令上ビールと表示できない)。
アルコール度8.1%
デュベル
「悪魔」の名を冠したゴールデン・エール。泡がクリーミィで、はっきりした味わい。
アルコール度8.5%
ヒューガルデン ホワイト
飲みやすい白ビール(コリアンダーやオレンジの皮が入っている為、日本の法令上ビールと表示できない)。
アルコール度4.9%
明日が楽しみだわいwwwww
うれしいのうwwwwwwwうれしいのうwwwwwwww
ベルギービールという芸術 (光文社新書) (2002/09) 田村 功 商品詳細を見る |