【ダンス】ダンサーとオタクの共通点。

世間では「オタク、オタク」と言うけれど、オタクというのは、何なのか?きちんと知って使ってる人は少ない。
オタクとは、「各分野に詳しい人」の事であった(昨今では時間の経過と共に変化しているようだが)。
例えば、アニメだけに詳しい人は単なる「アニメ好き」、「アニメファン」であって、「アニメオタク」という言い方はおかしかった。
オタクとは一分野に囚われず、各分野に対して興味を抱き、詳しくなっていった人達の事であった。
手塚治虫や藤子不二雄(FとA)、宮崎駿、押井守といったクリエイターたちはオタクである。彼らが確立していったジャンルはもちろん、様々な分野に対して造詣が深い(例えば『ドラえもん』を読めば、藤子・F・不二雄が如何に様々な分野に詳しいか、よくわかる)。
しかし、最近のクリエイターたちは漫画ファン、アニメファン、ゲームファンといった人材が増えた為、似通った作品が増えたと思う。

ダンサーとオタクの意外な共通点。それは、様々な分野に詳しくなっていく事にある。
ダンスは踊れる事も大事だが、使う音楽に対して詳しくなければならなくなってくる。
どんな音楽を使って、どんな動きを作れるかを考えるのである。
また、振り付けに対しても詳しくなければならないし、プロとしてやっていくならば、自分の得意分野以外のダンスに対しても、ある程度知らなければ話にならなくなってくる。
また、ダンサーは「見られる職業」である。そこで、ファッションについても詳しくなければならない。
どういった材質の服が踊りやすいのか?舞台では、カメラを通したら、照明が当たったら、どのように見えるのか?そういった事を考えるようにもなっていく。
舞台装置や照明、映像の創り方、編集、演出に対しても研究すれば、より複雑な振り付けを考えていける。
つまり、興味を持ち出したらスタッフ側の心理、方法などを学べ、どんな事でも役立てる事が出来るようになるのだ。
使われる側から、使う側になっていく。
使われるだけでいいのなら、踊れるだけでいい。
しかし、振り付けをしたり、演出を考えたり、とダンスに関わる仕事は多岐に渡る為、詳しくなる必要が生まれるのである。
よく、「ダンスとは関係ない芝居だけの舞台や映画などを観た方がいい」と言うが、それには上記のような理由が存在する。色んなものに興味を持てば、それが後々自分の血肉になってくれるのである。
実際、友人のダンサーの中にもオタクが非常に多い。こだわる人が多いからか、様々な分野に対して造詣が深いのだ。

また、ダンサー同士の間では、マニアックなビデオが交換される事が多い。クラブイベントなどで撮影したダンスチームのビデオである。
こうしたビデオは、個人がビデオカメラで撮影したものが流出しているもので、友人から友人の手を渡って全国に緩やかに伝播していっている。
ダンサーはビデオによって加速度的に進化した。
80年代まではビデオも大した普及率ではなかったし、90年代後半まではビデオカメラも大して普及してなかった。
それまではテレビを見ながら振り付けを真似したり、映画や舞台、クラブイベントなどで観たダンスを目に焼き付けて技術を盗むといった涙ぐましい努力をしたものだった。
しかし、ビデオやDVD、インターネットの動画投稿サイトなどの出現により、何度でも観たかったシーンを繰り返し再生出きる様になって、ダンサーの技術は格段に向上した。
最近の子供は大人顔負けに踊るが、あれはビデオの賜物だと思う。より練習しやすい環境にいるのである。

オタクの動体視力が向上したのはビデオデッキの出現以降である、とオタキング岡田斗司夫が言っていたが、ダンサーの技術向上もビデオによるところが非常に大きい。
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(2008/04/25)
岡田斗司夫

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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
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東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※文章についてのお問い合わせなど、こちらからお送り下さい。

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