【ダンス】ファッションの話。
パンクファッションやゴスロリみたいなもんで、過激な服装はTPOをわきまえない服装に見える。
また、黒人アーティストのようなダボダボした服装や、露出度の高い服もTPOをわきまえない服装だ。
しかし、その文化を象徴するファッションでもある。
制服化すると没個性に繋がるが、それ故にダンサーがファッションリーダーたり得なくなり、逆に「わかりやすくなった」のだと思う。
つまり、「ダンサーってこういう服装だよね」という共通イメージが浸透し、ダンサーもまたその流れに乗ったのである。
例えば、一昔前のハウスダンサーならば、「長いドレッドか坊主にハンチング」、「細身のデニムパンツ」が主流だったし、ポッパーならば「ドゥーラグかバンダナ、ハット」、「ボタンダウンシャツかTシャツ」、「チノパン」、「ハッシュパピー」というのが定番だ。
メディア的なダンサー像ならば、「キャップ」、「Tシャツ」、「ダボダボしたデニムパンツか迷彩のパンツ」、「スニーカーかティンバーランドのブーツ」という、一昔前のHIPHOPダンサー風の服装をクライアント側が想像している事が多い。
だから、PV撮影なんかの仕事に普通の服装っぽい服装を用意していくと、着替えさせられる事が多いのだ。
「いかにも!」な格好じゃないと、カメラのフレームにも入れて貰えない。
全然、リアルじゃない。
ダンサーが服を選ぶポイントはまちまちだ。
「ファッション性」、「踊りやすさ」、「意外性」など。
例えば、ファッションでいう「外し」た服をワザと着る事がある。
ワザとコテコテのHIPHOPファッションをしてみたり、細身の格好をしてみたり、スーツを着てみたりする。
俺は以前、「鉢巻状にしたバンダナ」、「『うる星やつら』のラムちゃんのプリントTシャツ」、「くるぶしまでの丈のケミカルウォッシュのジーパン」、「プロケッツのバッシュ」、「リュックサックにポスター」、「コミケの紙袋」というコテコテ秋葉系ファッションでアニソンかけてカッコよく踊るショータイムを企画した事があったが、先にやってるチームを観てしまったので泣く泣く没にした事がある。
動画投稿サイトで人気のゾンビーズというダンスチームがいるが、彼らはその名の通り、ゾンビのコスプレをして踊る。
大人から子供まで人気である。
コンセプト的に似てる。意外性というのは面白い。
Zombies -Doraemon Dance-
友人のB-Boy、KAZくんは「踊らなさそうな服装」を好んでいる。お洒落な綺麗めな服装でバリバリBREAKIN'をかますのだ。
これはカッコいい。
多様化の世の中で、逆に制服化していっているのが面白い。
若い女性の中でも、ギャル系やお姉系、エビちゃんファッション、モエちゃんファッションといった流れがあり、制服化しているが、ダンサーの服装選びにも、こうした流れに似た考え方、つまり「仲間や集団の中で浮くのが怖い」というものがある様に思うのは、気のせいだろうか?

