【ダンス解説】ロッキン (LOCKIN')
1960年代、ドン・キャンベルという黒人ダンサーが「ファンキー・チキン」というソウル・ステップを上手く踊れなかった事をきっかけに、新たなダンスを生み出した。
彼はその新しいダンスをキャンベル・ロックと名付け、チームを組んでメンバーと共に発展させていった。それがロッキンである。
彼とその仲間は「THE LOCKERS」としてアメリカの人気ダンス番組『SOUL TRAIN』の人気ダンサーとなった。
ロッキンは細かく刻んだビートを止める(ロックする)事でメリハリのある動きを生み出す踊り方が特徴的である。
ドン・キャンベルがファンキー・チキンを上手く踊れない事を笑った相手を
「お前、笑ったな」
「お前も見えてるぞ」
と指差した動作から生まれた「ポイント(POINT)」や、犬のアニメの動きから生まれた「スクービードゥ(SCOOBY DOO)」 など、コミカルな動きが多い。
また、ロッカーズはキャスケットをかぶり、サスペンダーをつけたバギーパンツ、縞々のハイソックスといった「ロッカーズスタイル(LOCKERS' STYLE)」と呼ばれるユニークな服装で踊っていた。
ロックダンサー憧れの服装である。
日本では「キックウォーク」と呼ばれる事が多いステップ、「ピンプウォーク(PIMP WALK)」のピンプとは「ポン引き」(スラングでは伊達男の意味にもなる)の事である。
1960年代後半から踊られてきたスタイルなので、ファンクやソウルに合わせて踊る事が多い。
ロッカーズのメンバー、シャバドゥは映画『ブレイク・ダンス(BREAKIN')』の主役、オゾン役を演じた。
日本ではジャニーズ系アイドルの振付で頻繁に踊られている。
Jackson 5 Locking
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