【ダンス】身体の使い方あれこれ。
それはもちろん自分も含めてなんだけど。
自分の身体を完全に自分の意思でコントロール出来ない。
イメージした形とは微妙に(時には大幅に)ズレる。
例えばパントマイム。
あれは自分の周囲にホントは見えない何か物体があるのでは無いか?と錯覚させられなければならないので、ロープを握る手や机についた手は動かさないのが基本である。
しかし、素人がいきなりやれるものではない。
机の高さはしょっちゅう変わるし、壁は柔らかい豆腐かはんぺんのような硬度に見えてしまう。
技術面においての話だが、しっかりと身体に神経を通す意識と、微妙な動きを表現出来る筋肉を養う必要がある。
もちろん、想像力と創造力も必要不可欠だし、演技力も必要不可欠なんだけど。
ダンスも同じで、身体に神経が通っていると表現出来る幅が圧倒的に広がる。
やはり最初はステップや手振りに意識が集中する。
しかし、それだけ出来ても直線的な動きになってしまう。
スキーやスノーボード、スケートなどの滑るスポーツは膝の柔らかさがキモである(って、他のスポーツをやった事が無いんで滑るスポーツって言っちゃったんだけど…。他にもこのスポーツはそうだぞ!というのがあったらコメントかメールで教えて下さいませ)。
膝の柔らかさというのは柔軟では身に着かない。
ポッピンやヒップホップ、ハウスなどを踊っていると、
「身体、柔らかいですね」
と言われる。
しかし、恥ずかしい話だが、オイラは柔軟が苦手で、ダンサーとしては超身体が固い部類に入る。
しかし、柔らかい動きなら出来る。
その違いは滑るスポーツの膝の柔らかさと同じものだ。
屈伸などの柔軟運動の柔らかさは筋を延ばして初めて得られるもので、身体の可動域を広げる為に必要である。
突発的な怪我を防ぐ事も出来るので、柔軟はした方が得なのである。
一方、柔らかい動きは柔軟がいくら出来ても得られないものである。
これは力を抜く事が第一条件である。
力が加わった際に身体を任せて抵抗無くスムーズに動かす技術である。
滑るスポーツは足が固定されているようなものである。しかし、傾斜やカーブなどを滑る時に膝が固いと転んだり衝突したりしてしまう。
足が固定されていてもスムーズに動くには膝の力を抜き、流れに身を任せたり、自分で流れを作る必要がある。
ダンスも同じで、リズムを全身に伝えるにはリラックスが必要だ。
身体から力が抜けていないと首だけ動かなかったりして、不自然な動きに見える。
リズムに身を任せたり、創り出した流れに身を任せると柔らかい動きに見えるようになる。
ダンスの場合の練習方法としては、爪先から足の裏、カカトまでをしっかり使って踊るのと、ゆっくりな曲に合せて頭から爪先まで意識を集中させてリズム取りをする事などである。
関節を順番に、かつ動きがつながるように滑らかに踊る。
他にも方法は色々あるが、ゆっくりな曲で踊るのはなかなか難しいので、これでスムーズに踊れるようになった頃には踊り方はかなり変わっているはずである。
一度身体の使い方がわかれば早い曲でも柔らかく踊れるようになる。

