【ダンス】ダンサーにとってのCLUB

CLUBという存在は、好きな人にとっては最高の居場所だが、嫌いな人もいるし、行った事が無い人にとっては得体の知れない場所だと思う。いまだに偏見も根強いし。

CLUBってのは「ハコ」と呼ぶように、単なる入れ物、貸しスペースに過ぎない。
DJブース、ダンスフロア、バーカウンター、ラウンジなんかが主な構成要素である(簡単な照明機材もある)。
用途は借りた人によって異なる。誕生日パーティや結婚式の二次会などにも使われる。
まぁ、大抵は夜中に「パーティ」や「イベント」を行う名目で使用される。

イベントの主催者はオーガナイザーと呼ばれる。
オーガナイザーの個人的なパーティ、個人的なイベントを、CLUBという貸しスペースを借りて行っているのであって、店側が営業している訳では無い。
ここがCLUBとディスコとの最大の違いである。
風俗営業法では、ディスコ登録店を3号営業「ナイトクラブその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客に飲食させる営業」としており、深夜のディスコ営業が禁止されている(24時までに閉店しなければならない)。
つまり、店側が深夜に集客し、客を踊らせる営業行為を行うと違法行為となってしまうのである。
しかし、貸しスペースを個人が借りて、イベントを行うのは自由だ。だから、店側としてはあくまでもハコを貸す、という営業方針なのである。
よく「ディスコとCLUBの違いがよくわからない」という疑問を耳にするが、店の営業形態が違うだけで、内容としてはほぼ同じである(ディスコには黒服がいるが、CLUBにはいない、といった些細な違いはあるが)。

イベントの内容としては、主にDJタイムがある。
イベントの方向性によってかかる音楽ジャンルが異なる。音楽ジャンルによって客層も全く異なる。

基本的にはDJタイムのみのイベントが普通であったが、DJタイムの合間にショータイムが設けられる場合も多い。
ショータイムとしては、シンガーやラッパーのライヴ、ダンスのショーなどが挙げられる(イベントによっては、ラップやダンス、DJのバトルが行われる事もある)。
ダンスのショータイムをメインにしているイベントは、俗に「ダンスイベント」と呼ばれる。
出演ダンサーはオーガナイザーやスタッフによる出演依頼を行う場合もあれば、希望者が事前に参加を申し込む場合もある。特にネームバリューのあるダンスチームはゲストダンサーとして扱われる傾向にある(中には、一切差別化しないイベントもある)。
ゲストダンサーになるのは、ダンスチームの目標の一つであると言える。
オーガナイザーやスタッフの方針にもよるが、通常、イベントの出演者にはチケットノルマが課せられる。このノルマにはバックマージンが発生する場合もある。

ゲストダンサーはノルマが免除され、逆にギャランティが発生する。
ダンスコンテスト優勝チームや、テレビ番組の常連チームなどがゲストダンサーになる場合が殆どだが、中にはイベントへの貢献度(コンスタントに出演し続ける等)とレベルによっては、ゲストダンサーとして扱われる場合もある。また、スタッフの独自の判断によってゲスト扱いのチームもある。

売りさばけなかったチケットノルマは、出演ダンサーが自分でかぶる場合が殆どである。
ノルマに困るチームもいるが、イベントは集客が無ければ赤字になる訳で、チケットノルマというシステムを簡単に批判すべきでは無いだろう(嫌なら出演しなければいいだけの話だし)。

CLUBイベントへの出演を続ける事で名前が売れる事もある。CLUBカルチャーはあくまでもアンダーグラウンドだが、意外な繋がりが生まれる場所でもある。

CLUBによって音楽ジャンルがある程度固定されている場合もある。
例えば、渋谷HARLEMはHIPHOPメインだし、潰れちゃったけど麻布YellowはHOUSEメインだった。
All Genreとして、時間帯(DJ)によってかかる音楽が変わる場合もある。


CLUBのダーティーなイメージとして、ナンパが凄そう、とか、麻薬や覚醒剤が密売されてそう、みたいな捉えられ方をする事があるが、正直これに関しては、ハコやイベントによる、としか言えない。

ナンパが多いのは、基本的にTRANCEやREGGAE、一部のHIPHOPのイベントに見受けられるが、ダンスイベントなどに関しては、あからさまなナンパは見受けられない。
イベントに来る女の子の服装の露出度が高ければ高いほど、あからさまなナンパが多い気がする。まぁ、たまに変なしつこい人とかは見かけるが。

薬物に関しては少なくとも、自分が遊びに行ったハコでは、そういう話を聞いた事すら無い(俺が知らないだけかも知れないけど)。

CLUBは一般的なイメージに比べて、かなり健全な遊び場だと思う。
※尚、上記の内容は全て日本国内の話。念の為。
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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
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東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※文章についてのお問い合わせなど、こちらからお送り下さい。

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