【RPG】RPGにおける「リアルな戦闘」とは?

そもそも「虚構であるゲームにリアルもクソもあるかい」という話だが、RPGにおけるリアルな戦闘方式を考えてみる事にする。

俺の大好きなRPG『Wizardry』では「前衛の3人は物理攻撃が出来るが、後衛は呪文攻撃しか出来ない」というシステムが採用されている(シリーズの途中から、盗賊や忍者は後衛にいても、潜伏に成功すれば奇襲攻撃可能になったが)。
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その為、パーティは戦士系(ファイター、サムライ、ロード、ニンジャのどれか)を三人か、戦士系を二人にして僧侶を入れた前衛と、罠を解除出来る盗賊(解除の成功率は劣るが、前衛のニンジャで代用も可)、魔法使いが二人か、魔法使いを一人にしてアイテム鑑定が出来るビショップを入れた後衛という編成が基本となる。

しかし、プレイヤー側は前衛、後衛という概念があるのに対し、モンスター側には無い。
また、後衛が物理攻撃出来ないのは、迷宮の通路が狭いから、という解釈が有力だったが、巨人やドラゴンが数匹現れたりして、更には前衛、後衛という概念が無く攻撃されると、通路の幅が狭いから、というのは嘘だな、と思ったりもした。

『Wizardry』に端を発する戦闘方式、つまり文章描写によって戦闘が進むタイプのRPG(『ドラゴンクエスト』シリーズや『FINAL FANTASY』シリーズなど)と、『Ultima』に端を発する戦闘方式、つまりチェスや将棋の如くキャラクターを接近戦闘可能なレンジまで近付いて殴ったり、遠距離武器で射撃したり、離れた場所から範囲魔法で一網打尽にするようなタクティカル・コンバットのRPG(『ソード・ワールドPC』やシミュレーションRPGに分類されるが『FINAL FANTASY TACTICS』など)がある。
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ちなみに『Wizardry』が三度の飯より好きな俺だが、実はタクティカル・コンバットの戦闘方式の方が好きである。

その昔、『Dungeons & Dragons』というTRPGで遊んでいた時、口頭でのみ行動を宣言して戦っていた事があった。

マスター「ゴブリンが五匹現れたよ。どうする?」

戦士「僕は剣で斬りつける。(ダイスを振り)当たった。ダメージは6だよ」

マスター「ゴブリン一匹が死んだよ」

魔法使い「僕はスリープの呪文を唱えるよ」

マスター「(ダイスを振り)うん、ゴブリンはみんな寝てしまったよ」

なんて調子だったのだが、後にメタルフィギュアと升目の入った方眼紙を使って遊ぶと、実に今までの遊び方がデタラメだったかがわかった。

マスター「通路の向こう側に五匹のゴブリンが見える。もしかすると、部屋の中にまだいるのかも知れない」

戦士「じゃあ俺はダッシュでゴブリンに斬り掛かる」
戦士のプレイヤーは、自分のフィギュアをゴブリンのいる方向に移動させる。

マスター「O.K.。このラウンドは移動だけで終わりだね」

魔法使い「当然呪文で戦士を援護する。スリープの呪文を唱えるぞ」

マスター「じゃあ、戦士は対呪文のセーヴィング・スロー(抵抗判定)を行ってくれ」

戦士「へっ?何で?」

マスター「だってダッシュでゴブリンたちに近付いたろ。スリープの呪文の効果範囲内だぜ」

これはまんま、文章描写による戦闘方式と、タクティカル・コンバットとの差であると言える。
頭の中での想像のみでは、物理的に考えるとムチャな事が容易に出来てしまうのだが、実際に立ち位置などを把握すると、やれる事は制限される代わりに戦略性が強まるのである。


…まぁ、それでも「槍もダガーも同じ近接戦闘で使える」といった矛盾までは解消出来ないのだが、それはまた、別のお話。
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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
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東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
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