【ダンス】バトルについてのオイラの見解。
「競う世界」
と
「競わなくてもいい世界」
がある。
しかし、自信が無い人や若い人は特にとにかく「競いたがる」。
自分の方が他者より優れていると感じないと不安だからである。
ダンスというのは
「競う世界」
もあるが
「競わなくてもいい世界」
でもある。
むしろ、元々は
「競わなくてもいい世界」
だったものを競わせるようになったものだ。
音楽を聴いて身体が反応してしまう感覚は競うものでは無いし、自分なりの踊り方で楽しむものだ。
しかし、動きの美しさや躍動感、表現力や技術力の高さを競う事も出来るので、やるようになったのである。
しかし昨今は
「バトルしないダンサー=駄目なダンサー」
みたいな図式がある程度出来てきて悲しい。
ハウスにはサークルがある。
ダンサーが輪を作り、その中に出て行って自分なりに踊りを披露する。
争うのでは無く、流れを繋いで行くような感覚で、カポエィラのホーダにおけるジョーゴ(組み手みたいなゲーム)に似ている。
日本ではサークルみたいな感覚よりも甲乙つける方が好まれる。
勝敗がつくと素人や初心者的に色んな事が分かりやすくなるからだ。
仕事も取りやすくなるし、名前も売れる。だから、オイラはバトルを否定はしない。あればダンサー、非ダンサーに拘わらず、より多くの人たちにとって便利だからだ。
しかし、同時にそれだけを優劣の基準にする事に対して違和感を感じるのだ。
ダンスには確かに上手い下手はある。
しかし、ある程度のレベルに達すると、もはや好き嫌いの話になってしまうのだ。
だから、誰が一番上手いか、なんていうのはナンセンスだし、バトルに参加しないダンサーを否定的に見る目線というものに対して憤りを覚える。
自分は自分、他人は他人。
やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなければいい。それだけの話なのだ。

