【好き】ファンタジー

趣味とは仕事ではない、道楽の事である。
時間は個人にとって無限では無く有限であり、本来ならば限られた時間を有効活用せねばならないにも関わらず、怠惰にも趣味に時間を割いてしまう。

これは、テスト勉強をしなきゃいけないのに、急に部屋の散らかり具合が気になって、本棚を整理し始めたら、手に取った本が懐かしくて、思わず読み耽り、結局全巻読み終わった頃には空が薄っすらと白み始めており、寝不足の状態でテストを受けて散々だった高校生時代と同じ事を繰り返しているようにも思う。

それでも止められないのが、趣味の魅力であり、だいたいそこまでの魅力が無きゃ続かない訳で、そうした物事に巡り逢えなければ、今の自分よりも少し不幸であったようにも思える。
俺がもし、読書に興味を持っていなかったら、と考えると、何だか寂しい。
まぁ、読書家とは言えない程度の、かなり偏った数限りない本しか読んでいないが、そんな俺でも、出逢えて良かった!と心底思える本がある訳で。

そんな訳で(どんな訳だ?)、趣味の一つに読書を挙げたい。
読書と言っても、ベストセラーを読んでる訳でも、文学作品を読んでる訳でも無いので、友人などに
「お薦めの本があったら貸してちょ♪」
と言われると、
「これ貸しちゃったら、絶対引くよな…」
と思うようなラインナップがメインである。

俺が特に好んで読んでいるのは、ファンタジー関連の本である。
ファンタジーと一口に言っても、現実世界とおとぎの国が登場するものと、ファンタジー世界そのものを描いたものがある。


【現実世界とおとぎの国が登場するもの】
不思議の国のアリス (新潮文庫)不思議の国のアリス (新潮文庫)
(1994/03)
ルイス キャロル

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オズの魔法使い (岩波少年文庫)オズの魔法使い (岩波少年文庫)
(2003/08)
ライマン・フランク・ボーム

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ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)
(2000/06)
C.S.ルイス

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はてしない物語はてしない物語
(1982/06/07)
ミヒャエル・エンデ

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ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
(1999/12)
J.K. ローリング

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【ファンタジー世界そのものを描いたもの】
新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)
(1992/07)
J.R.R. トールキン

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ペガーナの神々 (ハヤカワ文庫 FT 5)ペガーナの神々 (ハヤカワ文庫 FT 5)
(1979/03)
ロード・ダンセイニ

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魔法の国が消えていく (創元推理文庫 (668‐2))魔法の国が消えていく (創元推理文庫 (668‐2))
(1984/07)
ラリー・ニーヴン

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影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)
(2009/01)
アーシュラ・K. ル=グウィン

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黒い海岸の女王<新訂版コナン全集1> (創元推理文庫)黒い海岸の女王<新訂版コナン全集1> (創元推理文庫)
(2006/10/24)
ロバート・E・ハワード

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魔の都の二剣士 <ファファード&グレイ・マウザー1> (創元推理文庫)魔の都の二剣士 <ファファード&グレイ・マウザー1> (創元推理文庫)
(2004/10/28)
フリッツ・ライバー浅倉 久志

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ドラゴンランス 1 廃都の黒竜 (上) (角川つばさ文庫)ドラゴンランス 1 廃都の黒竜 (上) (角川つばさ文庫)
(2009/07/13)
マーガレット・ワイストレイシー・ヒックマン

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ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)
(1988/04)
水野 良

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エラゴン―遺志を継ぐ者 (ドラゴンライダー 1)エラゴン―遺志を継ぐ者 (ドラゴンライダー 1)
(2004/04)
クリストファー・パオリーニ

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どちらにも良書はあるのだが、どちらかと言うと、俺は後者の方が好きである。
架空の世界が独立している方が、矛盾が少ないからである(例えば、「何故、異界でも現実世界の言語が通じるのか?」、「何故、異界の空気や水、食べ物などは現実世界の住人の健康に影響が無いのか?」などの矛盾が挙げられる。魔法の力で、といったご都合主義的な解決策が嫌いな為、この辺りのリアリティを追求しているような作品があれば、むしろ好きなジャンルになると言える。『ドラえもん』は、この辺りの問題を誤魔化さずに描いているので、大好きなのだ)。


俺が幼少の頃、ファンタジーはまだ人気のジャンルとは言えなかった。
むしろ、メルヘン的な児童向けのジャンルと思われていたように思う。

しかし、俺が小学生くらいの頃(1980年代)から、徐々にファンタジーブームと呼べる波が来て、ゲームや映像作品、小説などでファンタジーを扱った作品が爆発的に増えた。

特にゲームの影響は大きかったように思う。
おりしもファミコン・ブームで、『ドラゴンクエスト』シリーズが大流行した。
他にも『ドルアーガの塔』『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ウルティマ』シリーズ、『ウィザードリィ』シリーズといった名作の数々の姿もあった。
一部の間ではゲーム・ブックが遊ばれ、更に極僅かな者たちが、テーブルトークRPGで遊んでいたあの頃。
日本にファンタジー文化の礎が出来たと言っても過言では無い。

それよりもずっと以前から、ハヤカワ文庫や創元推理文庫、評論社、岩波文庫といった出版社から名作、名著は刊行されていたのだが、いまいちパッとしなかったのは、日本という国において、ファンタジー世界というものが馴染み深くなかったからであろう。

俺も、もし小学校の頃、同級生にT島くんがいなければ、ファンタジーというものに対する興味が、もっと薄いものになっていただろう、と思う。

T島くんは双子の兄弟(兄のTくんと弟のMくん)で、二人とも大のファンタジー好きであった。
叔父さんか伯父さんがファンタジー好きらしく、ウチのクラスのMくんは齢10歳にして授業中にマイケル・ムアコック『ルーンの杖秘録』や栗本薫『グイン・サーガ』を読み耽り、先生に取り上げられるという、正にファンタジー・ファンの鑑ともいうべき人物であった。
彼らの家にはJ.R.R.トールキン『ホビットの冒険』、『指輪物語』はもちろん、前述のムアコック、栗本薫などなどファンタジー関連の書籍で溢れかえっており、TRPGのボックスや多面体ダイス、ファミコン、MSX、戦うパソコンゲームマガジン『コンプティーク』誌などがあった。

この強烈な、濃ゆい友人に導かれ、俺は『指輪物語ロールプレイング』や『Dungeons & Dragons』といったTRPGの深遠なる地下迷宮(ダンジョン)を彷徨う事になるのだが、彼らと出逢わなければ、こうした世界に触れるキッカケを得られないまま、どんな自分になっていたのか想像もつかない。

そのくらい、俺の根幹を成しているのは、こうした類のゲームやら書籍だったりする。
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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
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東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※文章についてのお問い合わせなど、こちらからお送り下さい。

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