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自分の思考の基準とは、一体何か?

希望的観測や希望、願望、予定など頭で考えた物事は言ってしまえば想像であり、それが実際に具現化するまでは、単に頭の中に描いたものに過ぎない。
それでも、人は考えずにはいられない。
「明日、起きられなかったら困るから目覚ましをかけよう」
「明日の朝ごはんは何にしようかな?」
「何時に家に着くから、お風呂には入れるな」
などと考えながら行動している。
しかし、「予定は未定」という言葉があるように、万事が全て思うようにいかないのも、また事実である。

目覚まし時計よりも早く目覚める事もあれば、せっかくセットしておいた目覚まし時計を止めて遅刻する事もある。
明日の朝ごはん用に買って来た食材であったが、家に着いたら別の料理が食べたくなり、結果として違うものを作って食べる事もあれば、そのままその日の晩ごはんとして供される事もある。
思いのほか、電車の乗り継ぎが上手くいかなかったり、何らかのトラブルで帰宅が遅れて、結局シャワーで済ませてしまう事もある。
思考している物事が、予定通りに目の前で起こったとき、初めて現実世界での出来事になるが、頭の中で考えている状態はファンタジーと同等である。
空想や妄想と同じ事なのだ。

恋愛中、恋人を想う余り、悲観して無駄な行動を起こす事がある。
別に相手はそんな事思っていないのに、そう思われていると勝手に考えて暴走してしまう。
冷静になってみれば、相手の考えは相手の中にあるのであって、自分はそれを想像、ないしは過去にあった出来事から推測するしか無いのだが、「こうかも知れない」だとか「多分こうだろう」といった自分基準での思考内の恋人像が、しばしば現実世界に生きている恋人との乖離を起こす事がある。
恋人に万能感を抱き、勝手に卑屈になった事は無いだろうか?
やがて、等身大の相手を理解出来ると、今までの卑屈さは一体何だったんだ?と思えるくらい、活き活きと出来るのに、それまでの間は「(自分基準の想像上の)恋人に嫌われないように」振舞ってしまったり、自滅的な行動をしてしまう。
こうした行動は正に妄想の産物と言える。

上記のような状態も非常にウザったい事この上無いだろうが、もっと恐ろしいのは、いわゆるストーカーである。
たまたま偶然目が合ったり、普通の接客で笑顔を見せたりしただけなのに、「自分に好意を持っている」と勘違いしてしまい、何故か勝手に付き合っている事になっていたりする。
勝手に嫉妬し、勝手に逆恨みしたりするのだから始末が悪い。

現実世界と脳内セカイは別物として認識しなければならないのだが、人は「ウチの子にかぎって…」心理、もしくは「自分だけは大丈夫」心理が働き、頭の中の考えと現実世界をゴッチャにしてしまいがちである。
もちろん、ある程度の分別はついてはいるものの、例えば「同じ言語を使っていれば、相手に言いたい内容が伝わる」と錯覚してしまったりする。
また、自意識過剰になったり(他人は意外と自分に対して無頓着である)、家族という一番身近な人たちの趣味・嗜好を把握してなかったりする。
親や祖父母が、大人になった自分を子ども扱いしてきた事もあるだろうし、逆に自分が子供に対して必要以上に子ども扱いしてしまう事もあるだろう。
こうしたズレは、自分の脳内セカイと現実世界の境界が曖昧だからだと思う。
自分の中の「その人像」を、現実世界を生きる「その人」と錯覚しているのではないだろうか。



たかだか数十年前の出来事ですら、検証する事が出来ないほど、人は決定的な物的証拠が無ければ事実がわからない。

自分の思考の基準とは、一体何か?

科学万能と謳われているこの世界も、そもそもその信じられている科学ですら、日進月歩で技術が進歩しており、一昔前に信じられていた物事が、今では一笑にふされてしまう。
歴史においても同じ事。
その時代を生きた証人がいない以上、現代人に過去の出来事は知りようが無い。
俗に「歴史とは勝者の歴史」と言われるように、負けた国の歴史は余り追及される事無く、時のまにまに埋もれてゆく。
勝った側にいいように編纂された、いわば戦勝国のプロバガンダのような歴史が横行し、事実は闇の中であっても、何ら不思議は無いのである。

子供の頃に親から聞いた話が、実は嘘だった事もある。
夢の無い話で恐縮だが、サンタクロースや、躾の名目で聞かされたお化け(子取りやアマメハギなど)は、現実には存在しない。
虚偽であると言える(優しい嘘とも言える)。

学校で習った勉強も、果たして偏りが無かったと言い切れるだろうか?
俺は小学校の頃、夏休みには毎日朝日新聞を読まされ、夏休み以外でも朝日新聞の「天声人語」が教材として使われていた。
しかし、大人になるにつれて、他社の新聞と比較してみると、朝日新聞は随分と左寄りにバイアスのかかった新聞だという事がわかった。
結局、人間のやる事だから、発信者のフィルターを排除する事は出来ないのだ。
別に、先生や学校を非難している訳では無い。時代だったのかも知れないし。
むしろ、鵜呑みに出来る情報なんか何一つ無い、という事実を学べた分、感謝している。

つまり、見聞きする全ての情報は、ニュースソース(情報源)を特定し、洗い出さねば信憑性が低いと言える。

正に「性質の悪い冗談に付き合っているようなもん」だ。

人は皆、自分にとって都合のいい情報を、都合よく編纂して、自分の中での真実を生きていると言える。



よく、恋愛相談なんかで
「(今の恋人と)別れたら生きていけない」
などと、嘯く人が物凄くたっくさんいる。
しかし、彼らは実際、その恋人と別れても、数年後か、数ヵ月後か、数週間後か、数日後か知らないけれど、ケロッとした顔で平然と新しく出来た恋人とイチャつくのである。
確かに、付き合っていた当時は、半ば本気で「別れたら死んでしまう」と思っていたと思うが、人間は実に(いい意味でも悪い意味でも)いい加減な生き物で、過去を忘れながら生きている。
過去を忘れる事が出来るからこそ、生きていられるのかも知れない。

実際、いい事よりも、厭な事は多い。
しかし、記憶の中では、都合のいい事の方が残りやすいように思う。
厭な過去に縛られて生きるのは、辛い事だ。



適当な記憶をでっちあげるのは、生存本能の為せる業なのかも知れない。
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comment

Secret

>>ころころ さん

コメントありがとうございます。

判断基準を遡ろうと思えば思うほど、何がホントで何が嘘なんだか、訳がわからなくなってきますw

初コメ

凄く深いです

blog読ませていただいてますダンス意外にもこういうことを書かれていることを凄く尊敬します
胸に響きました
プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
※当ブログからのテキスト、画像などの無断転載、無断使用を禁じます。


東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※文章についてのお問い合わせなど、こちらからお送り下さい。

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