モテ期のはなし

久保ミツロウ『モテキ』を読んだ。

モテキ (1) (イブニングKC)モテキ (1) (イブニングKC)
(2009/03/23)
久保 ミツロウ

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非モテ男が急に異性から連絡をもらいまくって、「モテ期が来た!」と勘違いし、連絡をくれた子たちにアタックしていくがなかなか報われず、むしろ古傷をえぐったりするような内容の漫画で、ヤケにリアルな既視感を感じて身につまされる想いと、「ちょwwwwあるあるwwwwwwwwww」と共感する笑いが交互に襲ってくる作品だった。

モテ期は急に複数の異性にモテまくる時期の事だ。
今は「幸せな時期」と同じくらい「無いもの」だと思っている。
幸せというものは好きな人と一緒に過ごす時間だったり、旨い飯を食ったり、気持ちいい風呂に入ったり、心地よい眠り、趣味に没頭している時などに感じるものであって、「高校の頃」とか「社会人一年目」とか「○○ちゃんと付き合ってた頃」が幸せな期間だった訳でも無ければ、これから「幸せな期間」がやってくる訳でも無い。
幸せは日々の生活の出来事とかに感じるものだから、こっからここまで不幸期間であっちからあそこまで幸福期間なんて事は有り得ない。
それと同じで、モテ期というものも無いと思う。

しかし、若い頃は「夏特有の新たな出会いの予感」みたいな感じで、ある種の期待をしていた。

ここらで、ちょっと「モテ」という状態を俺なりに定義してみたい。
「モテ」とは「持て囃される」という事だが、イメージ的には異性から持て囃されるというニュアンスで使われていると思う。
もっとも「俺、女の子からはモテないけど、何故かオカマにはモテるんだよな…」という使い方もあるので、老若男女問わず、他者から持て囃される事もモテると表現される事もある。
しかし、基本的には「異性からモテる状態の事」というニュアンスが強いと思う。
同性の友達が多い人の事を「アイツ、モテるからなぁ」とは言わない訳で。
「モテ」は、セクシャルな側面が無いと成立しない言葉である。

更に深く突っ込んでみると、ここでの「異性」とは、「異性として意識する異性」の事であって、「異性として意識出来ない異性」は除外されると思う。
先ほどの「俺、女の子からはモテないけど、何故かオカマにはモテるんだよな…」に当て嵌めてみるならば、「アタシ、イケメンからはモテないけど、何故か男として見れないヤツからモテるんだよね…」みたいな感じだろうか(ちなみにこの言葉は、女性が使ってもオカマが使っても成立すると思う)。
ストーカー被害に遭っている人が、「いやー、モテちゃって困るなぁ」とは言わない。
「モテちゃって困る」とは、一応「選り取り見取り」感が無ければならない。
つまり、「この人とだったら付き合ってもいいな」というレベルの異性から持て囃されている状態が「モテる」という事になる。
上記の理由から、外部の人間が「アイツ、モテるからなぁ」と僻み混じりに発言したとしても、当の本人は「(眼中に無いから)モテていない」と本気で思っている可能性がある。

そう考えてみると、俺の人生にはモテ期は無い。
告白した事もされた事も、付き合った事も振られた事もある。
好きな女の子と付き合って幸せだなぁ、と思う事もあれば、振られて不幸だ!と思う事もある。

人生なんて、そんなもんなんじゃないだろうか。



でも、中学のサッカー部のヤツらはモテてたよなぁ、実際。

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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
※当ブログからのテキスト、画像などの無断転載、無断使用を禁じます。


東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
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