疑問を持たなくなる事は、都合よく誰かに騙される事である。

小学生の頃、夏休みの宿題で「毎朝、『朝日新聞』の“天声人語”を切り取ってノートに貼って読む」というのがあった。
俺は不真面目な子供だったので、内容を全く覚えていないのだが、後々思い返すと随分恐ろしい教育を受けていたなぁ、と思う。

新聞というものは、新聞社という「企業」がそれぞれの社説(社としてのスタンス。また、それを表明したコラム)を持ち、広告を取って作っている。
つまり、自社や広告主に都合の悪い内容は載せ辛い。
また、日本のマスコミには記者クラブというものがあり、一定の報道規制がなされている。
水面下で法案が可決しかかっていたのをニュースで知る事が多いのは、こうした報道規制によるものである。
インターネットは記者クラブとは無縁であるが、自力で取材をするか、新聞記事の焼き直しも多い。
若年層を中心に新聞を読まなくなっているのは、ネットで読めるから、という理由もある。
そして、偏向報道や捏造報道が多いのにも問題がある。

例えば、沖縄県西表島のサンゴ礁に「KY」というイニシャルが彫ってあったと問題になったが、これは報道した朝日新聞の記者が「自分で彫った」捏造記事だった(詳しくは「朝日新聞 サンゴ礁」とかでググるといっぱい出てきます。そちらを参照の事)。

また、毎日新聞の英語版のサイトでは、下劣なトンデモ記事を載せていた。
その内容は、「日本で少女買春するときのヒント」、「日本の母親は高校受験のために息子に性的行為を行う」、「日本の若い看護婦は売春婦より過激」、「日本には70歳近い売春婦がいる」、「日本人がエクアドルで子供狩りをした」、「日本の主婦はコインランドリーで売春する」などと、都市伝説かよ?と言いたくなるような意味不明の内容が毎日新聞の名の下に世界中に発信されていたのである。
当然、日本をよく知らない国では真に受ける人も大勢おり、世界における日本に対する誤解を招く要因の一つとなった。

つまり、多かれ少なかれ、報道には嘘が混じっており、大半の人はそれを検証もせずに鵜呑みにする。
例えば、国会中継などは編集でカットされてた部分で重要な答弁が行われてたりして、全部観る以外に内容を把握する事は難しい。

「ニュースで言ってた」というのが真実味を持たせる言葉だったのだが、ニュース内容は常に疑わしい可能性を秘めている事を忘れてはならない。

何故ならば、人間である以上、誰も自分の主観以外の感想を他人に伝える事が出来ないからである。

「絶対的に正しい人」なんかいない。
もちろん、俺だってそうだ。

正義感は時に害悪に成り得る。
古今東西、全ての戦争は「正義」の名の下に行われてきたのだから。
正義は反対意見を許さない。
だから「人権」とか「エコ」とかそういった薄ら甘い理由をつけている運動を見ると、多少の恐怖を覚える。
「俺(私)が正しいに決まっている」という考えの基になっているのは、周囲から受けてきた影響の賜物である。
生まれ持ってある考えではない。
人間なんて所詮、生きてる間に全てを知る事など出来はしない。
「新しい事実」が発見される度、それまでの常識がアッサリ覆される。
人の世は常にオセロの如く、様々な正義が塗り替え合う世界だ。
何が正しいか正しくないか、常に考え続け、自分の今までの常識だと思っていた事も疑う必要がある。

感情にだけ任せていては、冷静な判断を下せなくなり、敵の流したデマにアッサリ引っ掛かってしまう可能性が高い。

常に疑問を持つのは、知識の第一歩である。
疑問を持たなくなる事は、都合よく誰かに騙される事である。

朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任 (小学館文庫)朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任 (小学館文庫)
(1999/11)
小林 よしのり、井沢 元彦 他

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プロフィール

NORIMITSU

Author:NORIMITSU
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東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマるが、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
俳優養成所のダンスの先生の公演出演を通じ、立教大学のダンスサークル「St.Paul's Musical Company(現・D-mc)」に所属。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

現在、落語家「三遊亭楽天」として全国各地で落語の口演を行っている。
2012年8月、六代目三遊亭円楽に入門、「楽天」と命名される。
2015年10月、「楽天」のまま二ツ目昇進。



【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術協会『秋の祭典』出演

H.S.ART第二回公演『BLUE』主演

東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演

テレビ東京系『RAVE2001』5thステージに「YUJI+BANRI+NORI」として出演

鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演

フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演

お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演

テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演

劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当

自主制作DVD『ストリートダンス ヨクワカルDVDマガジン REAL STREET』企画・振付・出演・ストリートダンス普及委員会委員長・特典小冊子「ストリートダンスがよくわかる本」執筆

SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー

フジテレビドラマ『トップキャスター』出演

映画『バックダンサーズ!』出演

氣志團『The アイシテル』PV出演

東京ガールズコレクション 2007 AUTUMN/WINTER DJ OZMAライヴバックダンサー出演

他多数



【お問合せ】
nori.school@gmail.com
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