norimitsu blog
ダンサー、ダンスインストラクター、振付師としても活動しているNORIMITSU@三十路の日常と雑記。 日記っつーか、エッセイっつーか、ネタ帳っつーか、思いついたままにダラダラと続けているブログです。
【書籍】指輪物語
J.R.R.トールキンの未完の遺稿を元に、息子のクリストファー・トールキンが完成させた『The Children of Húrin(フーリンの子供たち)』が欧米では発売されている。
和訳を心待ちにしてるところなんだけど、一部は『終わらざりし物語』に収録されている。

映画『THE LORD OF THE RINGS』の成功で、再びファンタジー界に活気が戻ったが、「ホビット」とか「エルフ」とか「オーク鬼」なんていう単語が普通に通用する今こそ、TRPGもガンガン普及して欲しいところ(ついでに欲を言えば、ホビージャパンさん、『指輪物語ロールプレイング』を復活して下さい)。

オイラと『指輪物語』との出逢いは20年くらい前。
当時、小学校の同級生の家に遊びに行ったら、ラルフ・バクシのアニメ版『指輪物語』を観ていて、その世界観にすっかりヤラれてしまい、父親に頼んで原作小説『旅の仲間』を買ってきて貰った。
アニメ版は実写をまず撮影し、セルを描くという手間のかかる手法だったが、予算の都合で途中ところどころ実写になる。
その為、ボロクソに扱き下ろされる事も多い迷作なのだが、オイラ的には逆に黒の乗り手やオーク鬼の不気味さが表現されてて好きなのだ。
ピーター・ジャクソン監督はこのアニメのファンだったらしく、同じ構図が結構たくさん出てくる。


原作小説の日本語訳は瀬田貞二さん。『三びきやぎのがらがらどん』や『ナルニア国ものがたり』の翻訳家としても知られている方である。
瀬田貞二さんの訳は独特の優しさや可愛らしさがあって好きだ。
「Sting」を「つらぬき丸」と訳したり、「Strider」を「馳夫」と訳したりしてて面白い。
あえて日本語臭くしたのには理由がある。
指輪物語という世界は言語が重要な役割を果たしている為(「モリアの坑道」をドワーフ語では「カザド=ドゥム」と呼ぶように、一つの物事に対して複数の言語による呼び名が存在する)、極力物語の登場人物のつもりになって、英語で書かれたものは日本語に置き換えるように勤めたという。
例えば、ガンダルフの剣は「グラムドリング(敵を砕くもの)」という名前だが、これはエルフ語なのでカタカナ表記である。
物語の中の人物にとって聴き慣れない言葉はカタカナ表記、日常語は日本語として翻訳されているのである。
こういう語感に気を使った訳というのは、物語に忠実で嬉しい。

映画ではかなりカットされているが、この作品、とにかく歌が多い。登場人物が何かにつけて唄うのだ。
映画を観た時、やや暗過ぎるイメージを持ったのだが、歌が少ないと感じたからかも知れない。トム・ボンバディルも出て来ないし。

原作小説はとにかくやたら長いので、一気に読む事をお薦めしたい。
かく言うオイラも何度挫折したかわからないのでw
先に映画を観てから読むと、ヴィジュアル面で「あ、ここはあの場面だな」と補完しながら楽しめるかも知れない。
文庫 新版 指輪物語 全10巻セット 文庫 新版 指輪物語 全10巻セット
J.R.R. トールキン ()
評論社

この商品の詳細を見る


この記事に対するコメント
>ray様
瀬田さんの翻訳、いいですよね!

指輪物語関連のアニメは他にもArthur Rankin Jr. & Jules Bassの『The Hobbit』と『The Return of The King』がありますよね。

ラルフ・バクシのアニメはホント、衝撃を受けました。
あのオドロオドロしいナズグルやオーク鬼にヤラやましたw
【2007/06/20 23:31】 URL | NORIMITSU@三十路 #kLCZl7R6 [ 編集]


私も瀬田貞二さんの語り口が大好きです。あの言い回しが更に物語を
味わい深いものにしていて、とっても素敵ですよね(*^_^*)
ラルフ・バクシのアニメ、お陰でひさ〜しぶりに見ることが出来ました♪
他にもいろいろ指輪アニメがあったんですね〜感謝です(≧▽≦)
【2007/06/20 03:52】 URL | ray #JU3zqvxA [ 編集]

>M.FUKUSHIMA様
コメントありがとうございます。
ホント、原作はなるべく多くの人に読んでもらいたいものです。
ゴクリのセリフも映画とはかなり印象が違いますしw
【2007/06/17 08:08】 URL | NORIMITSU@三十路 #kLCZl7R6 [ 編集]


TBいただきました。
>トム・ボンバディルも出て来ないし。
この一言に思わずニヤリ。原作ではとても印象深い人でしたね。
指輪物語は、なるべく皆さんにも原作を読んで欲しいです。
【2007/06/17 00:23】 URL | M.FUKUSHIMA #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://dancernorimitsu.blog94.fc2.com/tb.php/93-9966e25b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

NORIMITSU@三十路

Author:NORIMITSU@三十路
MySpace

※当ブログからのテキスト、画像などの無断転載、無断使用を禁じます。


東京生まれ。
幼少の頃、マイケル・ジャクソンの『スリラー』を観て衝撃を受けるが、持ち前の引っ込み思案が災いし、「(ダンスは)自分には無理」と諦める。
小中学校でドップリ「オタクカルチャー」にハマり、自他共に認めるガンダムオタクである。好きなモビルスーツは、ザクとアッガイ。
また、TRPGゲーマーでもある。好きなシステムは新和版D&D、ロードス島戦記コンパニオン、ソード・ワールドRPG。
しかし、音楽には元々興味があった為、バンドを組もうと思うようになり、ジャンケンで負けてベース担当になる。
中学卒業直後、高校入学直前に先輩たちの自主公演を観劇し感激。演劇部と音楽部(合唱部)に入部する事を固く決意する。
「10年生になったら友達100人出来るかな?」をスローガンに男女問わず声をかけまくる、いわゆる高校デビューを果たす。
バンドは「音楽性の違い」というありがちな理由で解散。ヴォーカリストを目指す。
突っ立ったまま歌うとなると、まるで橋幸夫さんのようなので、ダンスを習う事にする。
trfのSAMさんに憧れていたのだが、ダンススクールや俳優養成所でジャズダンス(某金融ショップのCMでおなじみのジャンル)とバレエを習う。
20歳の頃、SAMさんの踊ってるダンスジャンルがハウスだと知り、愕然とする。
急遽、ストリートダンスに路線変更。座右の銘は「急がば回れ」。
ダンスチームを結成してクラブイベントに出たり、ダンスの仕事をしたりして、24歳の頃にダンスインストラクターとして、ダンススクールやスポーツクラブなどでクラスを持ち、ストリートダンスを教えるようになる。

三十路に突入し、人生の機微に触れる。
現在、マイペースにダンス普及について試行錯誤している。




【主な芸歴】
日本ジャズダンス芸術教会『秋の祭典』出演
H.S.ART第二回公演『BLUE』主演
東京ディズニーランド「ミッキーのダンスフィーバー」TVCM出演
テレビ東京系『RAVE2001』出演
鈴鹿8耐前夜祭『RIDE & LIVE』TRFライヴバックダンサー出演
フジテレビ系『SMAP×SMAP』出演
お台場どっと混む!2002『遊城』Dur mollライヴバックダンサー振り付け・出演
テレビ東京系『BEATOPIA』DT CRUSH!出演
劇団東京ミルクホール公演振り付け洋舞担当
SONY 50時間連続再生MP3プレイヤー 50時間連続ダンスキャンペーンダンサー
フジテレビドラマ『トップキャスター』出演
映画『バックダンサーズ!』出演
氣志團『The アイシテル』PV出演
TGC 2007 A/W DJ OZMAライヴバックダンサー出演
東京モーターショー2007 日産ブース映像出演
他多数

【お問合せ】
nori.school@gmail.com
※スパム対策の為、@を全角にしています。
コピー&ペーストして送信される際はご注意下さい。

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

SOUNDBIZ RECORD SHOP