【好き】ぼくらの
『ぼくらの』がそれである。
舞台は近未来の日本(どうもパラレルワールドらしいが)。
夏休みに自然学習学校で一緒になった15人の少年少女が、「ココペリ」と名乗る一人の男と出逢う。
ココペリは彼らに
「ゲームをしないか?」
と持ち掛ける。
ゲームの内容は、巨大ロボットに乗って、15体いる敵と戦う、というもの。
面白そうだからやってみよう、と軽い気持ちで「契約」をした彼らだったが、実際に正体不明な巨大な敵と遭遇し、巨大ロボット「ジアース」に乗る事になる。
ジアースはパイロットの生命を動力源としており、敵との戦闘後にパイロットは死ぬ。
少年少女たちは否応無しに、地球が滅亡するか、自分を犠牲に地球を救うか、という究極の選択を迫られる。
鬼頭莫宏氏の原作漫画が小学館『月刊IKKI』にて連載中で、アニメの他に小説化もされている。
元ネタとしてジョージ秋山『ザ・ムーン』との類似点が挙げられており、作中にもそれを匂わせる設定や演出などが見られる(少年少女が乗るロボットの名前が「ザ・ムーン」と「ジアース」だったり、少年少女の警護役の「糞虫」と少年少女の監視役の「(※)コエムシ」など)。
※コエムシ(Koyemshi)はココペリ(Kokopelli)と共に北米のネイティヴ・アメリカンの伝承に登場する精霊の名前でもある。
契約した者たち(契約してない一部の者も)は、たとえ何処にいようとジアースのコックピットに召喚される(自らの意志でコックピットに行く事も出来る)。そして、敵が現れる前に「声」を聞くと「パイロット」に選ばれた事になり、身体のどこかに入れ墨のような模様が現れる。
パイロットは必ず死ぬ、かなり救いの無い内容なので、観る人を選ぶ作品だが、これはなかなかに面白い。
特に第9話『家族』と第10話『仲間』が泣ける。
原作漫画も読んでみたい。
![]() | ぼくらの 1 (1) 鬼頭 莫宏 (2004/06/30) 小学館 この商品の詳細を見る |


